山を歩くことと、アスファルトの道路を歩くことには大変な違いがあります。土や樹の匂い、落ち葉を踏みしめる音、感触。鳥の歌声、動物の気配(ウンチ も!)を感じます。まっすぐ歩くと岩や、木の根につまずいて転んでしまいます。

子どもたちは五感をフル活動させながら、安全な足の踏み場を探し、虫や木の 実を探し、滑り降りれるところをみつけ、登れる木の品定めをします。

もちろんその間のおしゃべりも休みません。

目的地に到着したら、お店屋さんごっこやおにごっこ、木登りやはないちもんめと子どもたちの遊びは尽きません。


川の流れに足を踏み入れた瞬間流される感覚をおぼえます。こわい!けど面白い。気持ちいい!冷たい場所ぬるい場所、石がゴツゴツしてるところ、ぬるぬるしてるところ。深いところは危ないから、浅い場所を探して向こう岸に渡ります。魚や、かに、タニシを捕まえ、石を積んで、おうちをつくります。

そんなことを、3歳児がすぐにするようになるからすごいです。自然に学ぶことは計り知れません。


どろんこ園では、からだにやさしいお米をしっかり食べることを基本しています。

お母さんの愛情たっぷりのおにぎりに、みんなで造ったお味噌のお味噌汁。お米をしっかり食べると、しっかり遊べます。

しっかり遊ぶことと共に、からだを育てるのにたいせつなのが、しっかりと食べること。

もちろん「感謝の気持ち」を忘れずに。


健やかに生きる術を身につける様々な手仕事。

焚き火での調理や染物、ナイフや編み物、縫い物など子ども自身が自発的に興味を持ち、やってみたいと思った時にはしっかり向き合って取り組みます。

無理強いはしませんが、いつも自分を受け入れてもらっている子どもは、好奇心と、やる気に満ちています。


どろんこ園ではわらべうたを日々遊びの中にとりいれています。

朝のごあいさつ(おはようの会)、帰りのごあいさつに(さようならの会)。 また季節のわらべうた、子ども同士で遊ぶわらべうた。

わらべうたは日常の中から生まれたものなので生活とむすびやすく、子どもたちは色々な場面で鼻歌のように口ずさんでいます。

ふんわりとしたメロディがとても優しく自然と子どもの心にに入っていくような感じがします。


子どもの読書体験は、大人のそれとは全く違います。 どろんこ園では、子どもたちの想像+創造力を育む物語体験を大切にしています。

発達段階を中心に、活動時の季節や実際の野外での動植物との出会いなどに応じて、子どもたちの世界を広げる物語絵本(時に科学の絵本)や素話(ストーリーテリング)をともに楽しんでいます。

手足を動かし目一杯遊ぶ「動」の時間とのバランスをとるため、1日の活動の中での絵本の時間はとても大切な「静」の時間です。

目まぐるしい現代における家庭生活の中でも、ぜひ大切にして頂きたいのは、この「静」の時間です。


卒園生のお母さんが作詞作曲してくださった、「どろんこ園の歌」に活動の楽しさが凝縮されています。


月一回、保育時間中にスタッフと保護者が集う場です。自分を振り返ると共に、お互いの話に耳を傾ける時間です。


大人だけでゆったり集って、おしゃべりしたり相談できる場です。どろんこ園をみんなの安心できる居場所に。


子育て中でも自分の時間を大切にして欲しいという思いから、自由に使っていただけるスペースを開放しています。年に数回、お餅つき・BBQ・お醤油づくりなどのお楽しみも。



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