最初は4人だったので「もっと違うお友達が欲しい!」と不満を言ってましたがそれも束の間。毎日先生が天気や子どもの様子を見て山へ川へのプチ遠足、自然をたっぷり感じられる遊び、お料理、おやつ作り。我が家ではなかなか出来ない新しい発見や体験の連続に不満を言うこともすっかりなくなっていました。

どろんこ園では食べ物や自然その他にも色々な大切にしないといけない物事を口だけでなく体験する事で子どもに教えて貰えました。

(卒園児の母 Oさん)

どこの幼稚園に行っても固まって様子を見ているだけで遊べなかった娘が、どろんこ園の園庭開放では初めて来た所とは思えない遊びっぷりで驚きました。豊かな自然の中だから?少人数だから?いえ、先生方の温かさだなと思いました。できると信じて、ゆったり見守る。この環境(土地も人も)だからこそできる保育を力みすぎずに実践するどろんこ園に魅力を感じ入園を決めました。

娘は、毎日とにかく楽しくて楽しくて仕方がないようです。幼児期に絶対的な安心感の中で遊びに没頭できる環境は、今の時代には貴重な存在だと思います。縁あって入園できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

(在園児の母 Yさん)

娘はどろんこ園が大好きで、毎日喜んで通っています。子ども同士みんな本当に仲が良く、少人数だからか兄弟のように遊び、けんかしています。娘は異性や年齢が違う子どもと遊ぶのが上手になりました。

毎日自然の中でのびのび遊ぶので、身体が丈夫でよく食べよく眠ります。勉強やお行儀を教わることはありませんが、自分で考え行動すること、自然や食べ物の大切さを日々学んでいるようで、安心して見守っています。

(在園児の母 Mさん)

緑溢れる自然の中でのお散歩・川遊び、たまに一緒に作る給食とおやつ、やさしい色遣いの工作・染物、お友達とけんかしてもすぐに口を出さずにさりげなく見守り、気がつけば兄弟のようにまた転げまわっている・・・。

どれもさりげない日常の中にこそ大切なものがあるんだよ、と先生方は教えてくれているようです。

(在園児の母 Iさん)

息子にとってのどろんこ園はまさに、毎日楽しいもの、気持ちの良いものでした。太陽の光をたくさん浴びて、美味しいものをたくさん与えていただいて、季節をきちんと味わう健康的な生活。

そして小さな集団ならではの自分の確立。小学校生活でもそれは生きているようです。

(卒園児の母 Nさん)

異年齢児保育、歳時記に沿ったイベント、シーズン毎にある遠足、先生方の作る手作りのおやつ、子どもたちに料理をさせること、それはあの日のインスピレーションの期待通りでしたが、何よりも自宅では叶わない穏やかで丁寧な育児。先生方が子どもたち一人ひとりをよくみて気にかけてくださって、また、子どもが先生方をとても信頼していました。

(卒園児の母 Mさん)

どろんこ園に入園する前は、虫も触れない、泥も嫌い、汚れたくない息子でしたが、1カ月もせず、虫を触ろうとチャレンジする、泥遊びをする、泥だらけのまま遊び倒す息子に様変わりしました。いつも生き生きとした顔をして、本当に楽しそうな様子で、帰宅途中に必ず今日あったことを話してくれます。もちろんいいことばかりでなく悲しかったこと、嫌だったことも話してくれます。

縦割りクラスで年長さん年中さんと一緒に遊ぶことで、今までにない遊び方、学びがあります。昔は当たり前だった自然の中の遊びが、なかなかできないこの世の中で、本当に良い経験をさせてもらっています。

味噌作り、畑作業など、【生きる力】を学ばせてもらっています。

テレビやゲームやスマホなど、便利なものに囲まれた今の世の中だからこそ、どろんこ園に通わせることができて、本当によかったと思っています。

こどもだけではなく、親も一緒に自然とともに生きていく力を育んでいきませんか?

(在園児の母)

「命の大切さが分かる人になってほしい」よく聞こえてきそうなフレーズです。しかし、命の大切さなんて教えることができません。ましてや、そういうフレーズを口にする大人こそ命の実体を理解していないはずです。そんなに簡単なものではない。だからこそ教えたい、分かってほしいと思う気持ちもわかります。

 

そもそも命を大切に生きている人間なんてほとんどいません。せいぜい命が消えた時に反応する悲哀の感情、憐みの心あたりを指して、その気持ちが分かる人になってほしいと思っているにすぎないのではないでしょうか。優しさ、豊な感受性、そこらあたりを大事にしたい、ということなのではないかと思います。

 

ですから、「命を大切にする」ということとはほど遠い。 まず、「命とは」。そして「命を大切にするとは」。簡単に説明できるものでもなく、思っているほど甘く、お人好しのような感覚でもなく、もっと壮絶で、厳しさも畏れも、それでいてあっけなく、もっとあっさりしていて、もっと野蛮な感覚をもって…。と、難しく考える必要もないかも知れません。今生きてたものが今死んだ。命とはあっけなく儚く切ない。自分がなにかするわけでもなく、森の命は変化し、動いていく。様々な命の中に自分もいる。全体の中に一つの自分がいて、一つの自分も全体である。

 

大人はあれこれ難しく考えます。子どもは森から自然にメッセージを受け取る。いつものようにただはしゃいでいる子どもたちがそんな難しいことまで考えて過ごしている訳がないだろう。いえ、大人 には分からない恐ろしいほどの真理を感じているかも知れません。なぜなら、お山と生きているのですから。この感覚は大人は教えられません。大人が感じることもできません。ポーンと森に預けるしかないようです。

(年中児お父さんTさん)

どろんこ園一期生の母&昨年よりスタッフとしてお世話になってます。

今のどろんこ園の様子は在園保護者さん達がたくさん伝えてくださっているので私はどろんこ園が出来た時の事を少し書かせていただきますね。

 

今、中2の娘が年少の時、上の子2人が通っていた幼稚園に当然通うつもりでした。でも、様々な事情からその一年で閉園になり、年中からは通えなくなる事になりました。大好きな幼稚園だったので、1年だけでも楽しんで、残りの2年は家庭内保育でもまぁいっか〜と思っていました。

 

そこで出会ったのが同じ年少の女の子と年長の男の子を通わせていたのがマイマイです。

「石川さんとこ、お兄ちゃんは卒園までやけど、妹ちゃんどうすんの?私とこは今更新しく幼稚園探すのもしんどいしなぁ。家で遊ぼかなー。」

なんて話してる時に、石川さんが、

「実は自主保育をやりたいと前から思ってて、、」

と、何とも魅力的な事を言ってくれました。私は食い気味に「絶対通うからやって〜!」と無責任にお願いしました。多分、夏も終わる頃だったと思います。

 

もちろん何もない状態です。あるのは皆さんもご存知のとおり、マイマイのポワーンとしたように見えて実は強い意志のみです。

でも、これが凄く強い!それからの行動力が半端無く早い!

「ちょうどいい感じの庭がある家みつけた〜!」

ん?ここ?大丈夫?

大丈夫なんです。石川家にはマイマイ最愛の最大の理解者である旦那さまがいます。

どんどんリフォームされてあっという間に住宅兼園舎&砂場、鉄棒、遊び小屋、滑り台、山にはハイジに出てくるような大きな木にブランコが出来ていました。

閉園した幼稚園の園長さんからのご好意で譲って頂いた小さな椅子、机なども揃って立派な可愛いようちえんが作られました。

 

4月になり、園児3人からのスタートでした。

マイマイのお子さんも勿論園児です。

毎日お天気や子どもたちと相談しながら川、山へお散歩。お家の中でも遊びます。ロケットストーブで火も使います。

おやつ、お料理も作ります。野草を摘んで天ぷらにして食べたりします。お誕生日には、手作りカード、手作りケーキに季節のフルーツを飾ってもらいます。

その頃からお誕生日会は母も参加で、生まれた時の様子を子どもに聞いてもらいました。なかなかない機会に子どもも聞き入ります。

 

思い返すと、今と殆ど変わりませんがとても温かい愛情たっぷりな最高の2年間を過ごさせて頂きました。

卒園してからも暫くは卒園アルバムを眺めて「どろんこ園行きたい!」と言って泣いてました。

小学生の姉もいつも羨ましいと言い、送迎に付いてきたがっていました。

 

あの頃から早10年。

場所、規模は変わりましたが、マイマイの中にある想いはそのままですね。

小さな子をもつお母さんに対して、何か出来る事はないかという想いが熱いし強い!その気持ちは以前より増しているように見えます。

 

10年で仲間が何倍にもなりマイマイの思いに賛同してくれる大きな力に助けられながら毎年パワーアップしていく事が出来る、他に類を見ないようちえんが『どろんこ園』です。

私がこの場、この時に微力ながら関わらせてもらえる事に日々感謝です。

 

これから仲間になってくださる皆さまも是非お子さまと一緒に、まわりのみんなと一緒に目一杯今を楽しんで、新しい出会い、居場所を見つけてください。

まず、マイマイと出会えたという事がラッキーかも!?︎

長々と読んでいただきありがとうございました〜

(一期生の母&スタッフ)


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